ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

少女・熱風・天然色

みんなぁ!『第10回 東京ガールズコレクション』ありがとうございました!!

っつうことでな。

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ザ・フレーミング・リップス / クラウズ・テイスト・メタリック (1995)

The Flaming Lips / Clouds Taste Metallic

後の、各方面から絶賛されることとなる『ザ・ソフト・ブレティン(The Soft Bulletin)』の洗練度と比べると「あれはどんな心境の変化だ?」というぐらい、こちらはローファイでアンチ・ポップなサウンドなんだな~。

つぶれた音で「グ、グギィ~♪」とのたうち回るギター、力の抜けたようなヴォーカル。まるで白昼夢のような佇まいの音だ。

単純に比べると、『クラウズ・テイスト・メタリック(Clouds Taste Metallic)』は聴き易いとはいえず、『ザ・ソフト・ブレティン』はかなりとっつき易いんだが、活動暦も長く1995年にリリースしたこのアルバムで既に7枚目だし、『ザ・ソフト・ブレティン』で急にポップな曲が書けるようになったというわけでもないんだと察する。

ヨレヨレで調子っぱずれ、ノイジーなギターを中心とした音作りも、シンセを多用したドリーミーでカラフルなサウンドも、どちらも確信犯ということなのかな。

メロディ事態はこの『クラウズ・テイスト・メタリック』でもポップな部分が垣間見れるしね。

プロデューサーの手腕か?と思ったけど、どちらもプロデューサー・クレジットはマーキュリー・レヴデイヴ・フリッドマンだったよ。

『クラウズ・テイスト・メタリック』と『ザ・ソフト・ブレティン』の間には「CDを4枚同時再生しないと音が完成しない」という恐ろしい超実験的アルバム『Zaireeka』がありますが、もちろんそれは持っていません!

Clouds Taste MetallicClouds Taste Metallic

(1995/09/18)

The Flaming Lips

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