ティーンエイジ・ファンクラブ / グランプリ(1995)
Teenage Fanclub / Grand Prix
ティーンエイジ・ファンクラブはとにかくメロがたまらないですね。
8ビートにギターのストローク、美しいメロディ。それだけで十分に聴く者を魅了します。
美しいといっても単なる甘味とはちょっと違う気がするな・・・ギターのディストーションのせいか男の哀愁か、若干の苦味が効いていて、それが彼らをロックバンドたらしめているのか。
そして大らかなノリが珠玉のメロディにいっそうの開放感を与えています。
中でも『ニール・ユング (Neil Jung)』なんか、もう必殺のナンバーですね。
何故に人は、コードがCからB7に行くと切なくなるのか・・・
さらにそこからEmに移ると泣きたくなってしまうのか・・・
何故、夕陽は空を紅く染めるのか・・・
この曲を聴く度にそんなことを考えてしまいます。
Teenage Fanclub - Neil Jung - T In The Park 1996