ニール・ヤング・ウィズ・クレイジー・ホース / グリーンデイル (2003)
Neil Young & Crazy Horse / Greendale
中途半端に古い話で恐縮ですけど・・・(2003年のこと)
ニール・ヤングがアルバム『グリーン・デイル(Greendale)』のツアーで来日して、武道館でやったとき、珍しくアリーナ席がとれたので喜んで行ったわけ。
客電が落ちて「うわー」と立ち上がっったんだけど、周りを見渡すと立っているのは自分だけで、みんな座ってんの。
そう、この『グリーン・デイル』は、アメリカや現代社会の問題を風刺した物語的なコンセプト・アルバム。そのツアーでは2部構成で、1部がアルバムを再現したロック・ミュージカル風、第2部が往年の名曲をやるライヴで、事前情報でそれも知ってたんだけど・・・そうか、第1部は座って観るのか・・・と、超バツ悪く席に座りなおすオレ。
で、ニール・ヤングの歌、演奏に合わせてキャストがステージ上でいろいろやるんだけど、途中から眠くなっちゃって・・・
目の前にいるのはニール・ヤングなのに。ニール・ヤングなのに。(2回)
第2部は往年の曲をやって、会場みんな立ち上がって大盛り上がり。
さっきまでの眠気が吹っ飛びオレも大盛り上がり。
サイコー!
でもあれね。
ストーリー・テラー的なアルバムの内容とか、ミュージカル仕立てがどうのこうのじゃなくって、「ロックも座って聴くと眠くなることがある」・・・って話でした。
おしまい。