赤い公園 / 熱唱サマー (2017)
あああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！！！！！！！！！！！！
このアルバムってタイトルの通り夏のアルバムだし、リリースが8月23日で、その月末には、ヴォーカルの佐藤千明が脱退しちゃってるしで、秋になった今聴くと心境の置き所がなんとも見つからないなあ！まあリリース時に聴いたんだけど、そこから今日まで俺どうしてたんだっけ…
まあいいや、シングルで先に出た『journey』は聴く時期関係なく感動的。
マギーズ・ファーム野茂
GLIM SPANKY / BIZARRE CARNIVAL (2017)
サイケデリック！！！！！
だなーこりゃあ。ジャケからしてそうだ。ビートルズの『リボルバー』から『サージェント・ペパーズ～』、『マジカル・ミステリー・ツアー』あたりのフレーズをもじったものとか楽器の音色が、パッと聴き分かる感じでそこいらに散りばめられてた。
じゃあこれがラリラリのサイケデリック・ロックかというと、ちゃんといい意味でのジャパニーズ・ロック、この国のポップスに落とし込まれているっつうか、そんなこと誰が聴いても分かるんだけど！今の俺にはこれぐらいつまり5行6行ぐらいしか語れない。まだ腰が痛いし！
マギーズ・ファーム野茂
POLTA / 土星少年 ep
4曲入り中、タイトル曲含む3曲は、カッコよくて繊細。アップ・テンポの曲がマイナー・キーで、あとスローな曲だからってのもあるけど。切れ味がありつつ、深い。年齢ネタの曲が複数あったり、きゃりーぱみゅぱみゅへのオマージュがあったりと、仕掛けが多かった『SAD COMMUNICATION』からずいぶん遠くに来たなあ。今このトーンとテンションでアルバム作ったら凄いなあ。
最後4曲目の『失踪志願』は、破れかぶれな感じで炸裂している。『8時だョ!全員集合』前半コントのエンディングみたいな。ってこの例えって現代で伝わらないか。ドリフコントのエンディングってつまり、90年代ロックだとイエモンの『LOVE LOVE SHOW』で、イエモンがインタビューでドリフの例えを出してた記憶があるんだけど、今この例えももう誰も知らないか！
『遠くへ行きたい』からだいぶ遠くに来て、前は『遠くへ行きたい』って言ってたのが『失踪志願』になってるんだけど、この二つってとくに関係性はないのか？関係ないか。
マギーズ・ファーム野茂
2017/09/02 RED WARRIORS 30th Anniversary 『King’ｓ Rock’n Roll』 FINAL＠中野サンプラザ
…と、いうわけで、昨日は中野サンプラザでレッド・ウォーリアーズのライヴを観た！
7月の大宮ソニックシティ公演中に発表された追加公演。さらにチケット予約の反響がすごくて急遽同日昼の部まで追加されて、キャパは小さいけど渋谷 eggmanでもやってるし。日取りがよければ武道館1日ならマジで埋まったんじゃ…20年前の出禁がどうなってんのか知らんけど。
で、俺はソールドアウトとなった夜の部へ。大宮と同じく、冒頭シャケの短いアドリブから『KING'S ROCK'N' ROLL』でスタート。ああああああああああああああああああ！！！！！！！！！！！！！！今度はギターのストラップが外れるとかなくて無事に始まった！単発、期間限定の活動になってからはもう、ライヴのオープニングと、あと『ルシアン・ヒルの上で』の間奏で小節がずれないかが心配で心臓に悪い…
その次が『OUTSIDER』ってのが嬉しい予想外だった。大宮での『バラとワイン』よかしっくりくるし、サプライズ感もあった。大宮と違ったのは、アルバム『Swingin' Daze』からもやったんだよね。『欲望のドア』と『SUNDAY SUNSHINE』。『欲望のドア』はユカイがちゃんと、舞踏会のマスクを着けて。で、この2曲でシャケは＄ギターを使った。＄ギターって実際には解散後の渡米期に登場したんだけど。アルバムの『Swingin' Daze』とバンドの“CASINO DRIVE”は繋がってるって関係性か。
大宮でやらなかった『SHOCK ME』の最中に気付いたんだけど、シャケの足元に80年代の隠れ定番機材、足乗せ台があった。形は昔ものではなかったかな。初期の曲では、それに片足を乗せてリズムをとるスタイルが復活してた。大宮でもやってたのかなあ？そこでは気付かなかったけど。再結成以後のスタイルが長いからそのイメージ定着してるけど、80年代のシャケって、ストーンズだったりエアロスミスだったりのルーツを尊重するロックの中ではかなり変り種で特徴の塊だったんだよね。ギターが渋いサンバーストじゃなくて派手な青だし1PUだし、サムピックだし、マーシャルとかじゃなくてヤマハのアンプだし、台に足乗せてるし、テンポ合わせたディレイでチャカチャカやってるし。
後半は徳間期のを2曲入れつつ、あとは定番で畳みかけ、駆け抜けたファイナル公演。ユカイが、沢山の客が来てくれたと感謝を述べるのと、また来年も！…って言ってたけどこれは分かんないね。たぶんその場の思い付きと勢いのような…ステージで隣にいるキヨシが驚いてたし。まあ皆拍手してたけど30年とか追ってるファンならそこら辺分かるだろう。ホントにやったら行くけど。
オープニングと『ルシアン・ヒルの上で』で何もトラブルが起こらなかったけど、各所で楽器も歌詞も構成間違いの、かなりヤバいやつもあった。こっちから見て分かるエフェクターの踏み間違いとか。これはもう、短期集中でやるバンドとツアーで反復してやってくバンドの違いでいかんともしがたいか。でもまあ、みんな50代になって1日2公演、33曲だから大変だ。
俺が邦洋合わせて一番影響を受けて、一番好きなバンドのレッド・ウォーリアーズに対して、必ず定期的にやってくれ！って気持ちは無いんだけど、もしやるなら絶対行って、身体と脳に染み付いた曲達を浴びに行くから、気が向いたらまたやってね。
ユカイが、オーラスの『ROYAL STRAIGHT FLUSH R & R』だけ、自由に撮って宣伝してくれって言たのでこれ。あまりの予想外に縦フレームのまま！本人がいいって言ってたけど、どこかしかるべき機関から何か言われたら消しますけど。
マギーズ・ファーム野茂
2017/09/02 RED WARRIORS 30th Anniversary 『King’ｓ Rock’n Roll』 FINAL＠中野サンプラザ
サンプラでレッド・ウォーリアーズのライヴ観てきた！
今日はもう寝るから！！詳細後日。
マギーズ・ファーム野茂
ヌレセパ / ほっとかないで (2017)
なにこれ9曲入ってて全曲いい気がするんだけど…全曲いいとか困るんだけど。
9曲どれも方向性かぶってない…当たり前か。どれも一切の破たんなく、いろんなタイプのポップスになってるし…当たり前か。
でも、組んで数ヶ月らしいポップ・ユニットだからなあ。曲が良いから困るわ。音楽の流通で円盤が主流の時代って、インディーズ環境が整備されたっつっても、プレスだとロットがあるから、始めたばかりでそうそうCD出せないじゃん。そうするとCD-Rを手売りで、だと流通CDとはすげー開きがあって。それが配信時代の今だと、あ、俺、Google playで聴いたんだけど、理屈としてはビートルズとかストーンズとも同じフォーマットで並ぶのね。レコーディング費用が何万分の一か分からないけど、ある意味フラットにちゃんと聴けちゃう。
俺は積み木でリリックMV業界には疎いんだけど、これって元ネタっつうか、今までに似たような作品は世にあるのかな？なくてまったくのオリジナルだったらマジ凄い尊敬。Aメロですげー低い音域とか、メジャー・レーベルから出してる歌手はこーゆーの使わないと思うんだけど、逆にいいっつうか、リバーブがかかってないっぽいのとか、デスクトップで聴くの最高。箱庭っぽくっていい。たぶんメジャーで何十万枚売る人と聞き比べたらチープなんだけど、チープさに曲の世界観が勝ってるから、気にならない。
凄い時代だ。こりゃ困ったなあ…
チョコクロワッサン日記
Red Warriors / RED WARRIORS BEST 1999-2003 (2017)
音源的にはオリジナルですべて持ってるからアレなんだけど…再結成徳間時代のベスト。すべて持ってるけど、まあこうやってベストとして並べて聴くと新鮮でイイね。アルバムは聴いても、アルバム未収録のシングルはそうそう再生しなかったりするので、『TOO BAD』なんか超久しぶりに聴いたわ。
レッズは、一番マスなイメージのあるコロムビア時代があって、再結成キャニオン時代は期間限定かのかなどうなのかな？って展開で。そんでこの徳間時代ってコンスタントに活動しようとしたんだけど、ビジネスのトラブルでおしまいになって、最後のライヴもイベントの参加っていうキビシイ感じで、これはもうメンバー決裂でホントに今後は集まらないだろうなと思ってたので、それを思うと以後の単発再結成とか、今年なんか大ホールが満杯って状況は良かった良かったと思うね。
