ジェフ・ゴールドスミス日記

ファッションとグルメ以外のこと。

マギーズ・ファーム野茂

2017/07/15 RED WARRIORS 30th Anniversary『king’s Rock’n Roll』@大宮ソニックシティ

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と、いうわけで、レッド・ウォーリアーズのライヴを観た。続きだ。

 

『KING'S ROCK'N' ROLL』で始まるのは予想できたけど、それに続いて『バラとワイン』『WILD AND VAIN』とくるのは意外だった。早い登場に意表を突かれた。あとは外せない定番…と思ったけど、珍しく『SHOCK ME』が外れてた。あと『OUTSIDER』『Mr. Woman』もやらなかったな。アルバム『Swingin' Daze』『FIRE DROPS』からは選曲なし。あれ?なしが多くてじゃあ何?なしがあれば代わりがあるはずなんだけど。全16曲だとちょっと曲数少ないか。ベスト盤発売のタイミングだからか、徳間ジャパン期の『野生の風』と『Back to Life』をやった。『野生の風』では、キヨシのファズ・ベースが唸る。この曲は『Lesson23』でもやってて、今回のベスト・アルバムにもシャケのリクエストで収録されたので、後期の中でお気に入りっぽい。

今回はなぜかユカイのMCがですます調多用で、シャケに「新しいキャラ?」と突っ込まれてた。

本編最後は『CASINO DRIVE』。アンコールの『ルシアン・ヒルの上で』は、間奏をミスらなかったので、それさえなければそりゃ感動。好きな曲は沢山あるけど、当時に連れてってくれる一番て『ルシアン・ヒルの上で』かもな。

『WILD CHERRY』で、ブルーのビル・ローレンスが登場。アンコールの最後は『IT'S ALL RIGHT』。生で聴くのは解散の武道館以来。「3年前の話」が「30年前の話」になって、オリジナルは「まだまだ先は長そうだぜ~」で、解散時は「これでホントにおしまいだぜ~」になって、今回は「まだまだ先はありそうだぜ~」になってた。あれ?ユカイはいくつかのインタビューで、「今回が最後」って宣言してたけど…

 

 

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つつつつ追加公演だってよ!レッド・ウィーリアーズは憎めなくてつくづく面白いバンドだぜ。

 

 

THE BEST(仮)

THE BEST(仮)

 

 

マギーズ・ファーム野茂

2017/07/15 RED WARRIORS 30th Anniversary『king’s Rock’n Roll』@大宮ソニックシティ

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…と、いうわけで、レッド・ウォーリアーズのライヴを観た!

 

氣志團からステージ転換、「30th Anniversary」のバックドロップがドドーンと掲げられるソニックシティのホールにレッド・ウォーリアーズが登場!シャケがギターを掲げてコードをガーン!と鳴らした瞬間、エンドピンからストラップが外れた…ああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!また1曲目の魔物が!

2007年の『Lesson21』でも、1曲目でギターの弦が切れたんだよ…今回はストラップか!1曲目で客のテンションMAXのときにストラップはずれるって、そうそうないよ。1曲目じゃないけど、『Lesson23』では、一番の感動どころ、『ルシアンヒルの上で』の間奏はじまりで誰か1小節間違えて、しばらくズレた演奏になってたし。そういった事故を見るにつけ、もうレッズになんでもかんでもうまくいくみたいなとんでもないようなマジックは存在しないんだと思い知らされる。最後のマジックって、1989年の『FINAL SESSION』なのかなあ。再結成での武道館とか、野音も凄く良かったけど。

でも突発的な事故とか以外は、メンバー3人が足し算じゃなくて掛け算で発揮するパワーはやっぱしレッズだなあ。あとまあアレですね、マジックがどこに存在するかって、今それは客の中にあるという。30年の時間がね、今の生活と、1986年、87年、88、89年の…10月までの自分との距離感がね、曲とともに発酵してるから、それが今回だと2500人分だからそれが場内に渦巻くと凄いよね。

で、シャケのストラップをかけ直して始まった1曲目は『KING'S ROCK'N' ROLL』。今回はライヴのタイトルがまんまなので、予想は容易だった。この曲、再結成後は冷遇されてて、武道館のウォーミングアップ、eggmanでやったぐらい?俺がに行った中だと赤坂BLITZで、メドレーの中にイントロだけ差し込んだとき。それだけ。「ロックンロールで、王様で」なんてテーマは、再結成後の方向性と相いれなかったからか。超久しぶりというか天文学的に久しぶりなので聴けて嬉しい。レッズの活動が単発のものになったからやる余裕が出来たんだろうな。徳間JAPAN期から途切れずに活動してたらやんないよな。

続いて『バラとワイン』…って早い!そんな不意打ち、まだ心の準備が…氣志團が『バラとワインとワンナイとカーニバル』をやってるときに、ヒカルが客席に投げ込んだ多数の薔薇が、このときは客席からステージに沢山放り込まれ、ユカイがキャッチしながら歌っていた。

 

あああああああああああああああああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーまだ2曲目で時間が来てしまった。また明日だ。でも全曲レポートするつもりはないけど!

 

 

 

THE BEST(仮)

THE BEST(仮)

 

 

マギーズ・ファーム野茂

2017/07/15 WARRIORS 30th Anniversary『king’s Rock’n Roll』@大宮ソニックシティ

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…と、いうわけで、レッド・ウォーリアーズのライヴを観た!

まずはオープニング・アクトで氣志團が登場。氣志團を観るのは、2003年に開催された一番初めの氣志團万博以来かなあ…まだ沢山のアーティストが出るフェス型式じゃなかったときの。その前か後か、渋谷のO-EASTでも観たけど、どっちにしても超久しぶり。

氣志團は、出るからには何かしら絶対に楽しませてくれるのは確実なのでアリといえばアリなんだけど、興行的には誰に何のメリットがあるのかはすげー謎だ…ビジネス的に謎だし、レッズと友達の関係だから損得抜きで誘われたってこともなさそうだし。

いろいろ謎な組みあわせだけど、登場してすぐにソニックシティ満員の客が総立ちですげーウケてた。翔やんの、レッズをリスペクトするMC(じゃなくて曲中のブレイクで語るセリフ)で、会場全体を感動させると思いきや、自分らが場違いだって自虐ネタで笑いをとって。しかも構成キメキメっぽいセリフの途中で聞こえた客の一言に反応して、そこから話をぶわーっと膨らませるって、さすがとしか言いようがない。

極めつけは、『バラとワイン』の節で『One Night Carnival』を歌うというパフォーマンス。そりゃ氣志團をよく知らない客も盛り上がるよ。だって歌詞以外『バラとワイン』なんだもん。さらに同じことを、“恋ダンス”のアレ、星野源の『恋』でもやって締めくくるという。オープニング扱いの短い持ち時間でも手を抜かないで練りに練ってくるエンターテイメントは凄かった。

 

…なので、あああああああ!ああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあああああああ!ああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあああああああ!ああああああー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!あああああああ!ああああああああああああー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

氣志團のことをいろいろ褒めててるうちに時間がなくなってしまった!

レッズのことは明日にお預けだ!

マギーズ・ファーム野茂

2017/07/15 RED WARRIORS 30th Anniversary『king’s Rock’n Roll』@大宮ソニックシティ

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ソニックシティでレッズのライヴ観てきた!

 

…今日はもう寝るから続きは明日な。

 

 

THE BEST(仮)

THE BEST(仮)

 

 

マギーズ・ファーム野茂

『3055』が閉鎖しちゃったので、書いた記事をサルベージするよ。

 

入稿 2013/09/09

 

Black Sabbath / 13 (2013)

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1. End of the Beginning
2. God Is Dead?
3. Loner
4. Zeitgeist
5. Age of Reason
6. Live Forever
7. Damaged Soul
8. Dear Father

 

ブラック・サバスにとって18年ぶりのスタジオ・アルバムとなった『13』。オジー・オズボーン参加のスタジオ・アルバムとしては、なんと35年のインターバルとなる。今回は残念ながらドラマーのビル・ワードが脱退してしまったので、オリジナル・ラインナップがそろっての作品にはならなかったが、代わりにレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのブラッド・ウィルクがサポートとして参加している。

トミー・アイオミの、深く沈み込むようなギター・リフ、重くうねるギーザー・バトラーのベース、そしてオジーの悪魔的歌唱が乗ればそれはブラック・サバスの音。3人はこの事実を見事に客観視して、リスナーの求めるブラック・サバス像を作り上げている。そのような世界の構築に一役買っているのは、本作をプロデュースしているリック・ルービン。オリジナルのブラック・サバスが持っていたマジックを21世紀の作品としてモダンに鳴らしている。なんでも、デビュー・アルバムにあったブルース・フィーリングを再び引き出したかったそうだ。へヴィ・メタルの様式を確立し、後のラウド・ロックに大きな影響を与えた彼らの奥底に流れる血がブルースやジャズだ。感覚としてのブルースを、へヴィに甦らせたのだ。

ブラック・サバスに宿るプリミティヴな衝動、バンド・マジックのようなものに加え、オジーがソロで培ってきたキャッチーなメロディも散りばめられ、毒と大衆性が見事に交わった貫禄の作品といっていいだろう。(Jeff Goldsmith)

 

 

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